FlexiSpotのデスクは、サイズにもよりますが天板と合わせて50kg前後にもなります。かなりの高重量なので、模様替えをする際の移動は一苦労。
それを解決するアイテムとして、FlexiSpot専用のキャスターが発売されておりとても人気があります。しかし、私の場合はキャスターのデメリットを考慮して別の方法を取りました。
結論、フローリングにデスクを置いているのであればカグスベールを装着するのがおすすめです。
以降に詳しく理由を記載していきます。
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キャスターのデメリット
キャスターをFlexiSpotのデスクに取り付けると、移動はとても楽になります。
しかし、下記のデメリットがあることが意外と触れられていません。
- フローリングに傷が付く
- デスクの最低高が高くなる
- デスクの耐荷重が低くなる
それぞれのデメリットについて詳しく説明します。
フローリングに傷が付く
キャスターはスムーズにデスクを動かせる反面、キャスターの材質が固くフローリングを傷付けてしまう恐れがあります。
素材がゴムで出来ているキャスターであれば比較的フローリングに傷をつけにくいですが、FlexiSpotによく使われているキャスターはプラスチック製です。
本来2本脚の平面で支えている加重が、キャスターの先端4点に集中することを考えると、フローリングに傷が付いたり凹んでしまうのは想像できます。
そもそも、キャスターはフローリングと相性が悪く、フローリングの材質によってはキャスター禁止と明確に注記がある場合もあります。賃貸であれば退去時に余計なお金が掛かってしまう心配も。
10kgくらいのテレビ台でも傷ついちゃうし、フローリングって結構デリケートですよね
デスクの最低高が高くなる
キャスターの高さ(6cm)分、デスクの最低高が高くなります。
具体的な数値を表でまとめました。
E7(E7 Pro) | E8 | EJ2 2.0 | EF1 | |
---|---|---|---|---|
昇降範囲(キャスター装着前) | 58~123cm/60~125cm | 60~125cm | 69~118cm | 71~121cm |
昇降範囲(キャスター装着後) | 64~129cm/66~131cm | 66~131cm | 75~124cm | 77~127cm |
最低昇降値が低いE7、E7 Pro、E8はまだしも、EJ2やEF1は最低高さが75cm以上になってしまいます。一般的なデスクは高さ70cm程度のモノが多いことを踏まえると、明らかに高いです。
身長が高い方なら問題ないですが、そうでない方が導入した場合、昇降式デスクを使っているのにデスクの高さが合わないという状況になりかねません。
デスクの耐荷重が低くなる
これはそこまでデメリットにはならないかもしれませんが、キャスターを装着することにより耐荷重の最大値が下がります。
これは、キャスター自体の耐荷重が25kg*4の100kgに設定されている為です。下記の通り機種ごとの違いを表にまとめました。
E7(E7 Pro) | E8 | EJ2 2.0 | EF1 | |
---|---|---|---|---|
耐荷重(キャスター装着前) | 125KG/100KG | 125KG | 100KG | 70KG |
耐荷重(キャスター装着後) *1 | 約68KG/約66KG | 約67KG | 約71KG | 約50KG |
実際はデスク上に50kgを超えてモノは置く方はあまりいないと思うのでそこまで心配はないかと思いますが、何かの拍子に体重を掛けたりした場合、キャスターが破損するリスクはあるということです。
その他の要素として、好みによるかもしれませんが、個人的にはキャスター装着時の見た目がアンバランスで好みではありません。
キャスターの代わりに「カグスベール 重量用」がおすすめ
ここまでキャスターのデメリットを記載しましたが、実際キャスターが便利なのは間違いないと思います。模様替えや掃除の際、天板と合わせると50kg前後になるFlexiSpotのデスクを何も工夫せずに移動するのは一苦労です。
代替案として、「ニチアス カグスベール 重量用」という製品が非常におすすめ。家具の脚部分につけるだけで、脚部分の滑りが良くなり、家具の移動が非常に簡単になります。
フローリングにデスクを設置していてたまにデスクを動かす程度であればカグスベールで十分です。
カグスベールの使い方はいたって単純で、置いたデスクの脚とフローリングの間に挟むだけです。
接着や貼り付けは不要で、もしキャスターに切り替えたくなってもすぐに外せます。サイズはFlexiSpotの接地部分にピッタリあいます。
フローリングを傷付けませんし、高さもほぼ変わりません。
(カグスベールの厚みは約7mmです)。価格もキャスターよりも安く済みます。
実際に私はFlexiSpot E7にかなでもの天板を載せた約50kgほどのデスクにこちらの製品を使っていますが、非常に楽に移動できて便利です。日々の掃除やたまに配置換えを行う程度であれば、カグスベールで十分役目を果たせると思います。
デスク下は埃がたまりやすいけど、カグスベールで楽に動かせるから掃除しやすい!
デスクを組み立てた際の記事はこちら。カグスベール以外にも、コントローラーの付け方を工夫したりしているので、これからFlexiSpotを導入しようとしている方は是非。
まとめ
ここまでキャスターのデメリットと代替品について紹介しましたが、まとめると下記の通りです。
- 床がフローリングで、掃除や模様替えの際にデスクを移動する程度の場合
- デスクの最低高が上がると高さが合わなくなってしまう場合
- カーペットやマットなどを敷いていて、床に傷がつく恐れがない場合
- デスクの最低高が上がっても特に問題ない
自分に合ったモノを選び快適なFlexiSpotライフを!最後までよんでいただきありがとうございました。
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