以前使っていたMinimal Desk Setupsのデスクマットが劣化でボロボロになってしまったので、ずっと気になっていたGrovemadeのウール製デスクマットを購入。
結論、デスクマットとしては高級な分、高品質で劣化しづらく、使い心地も良好でおすすめ
実はGrovemadeのデスクマットを使い始めてから既に半年経過しています。特におすすめしたい理由はやっぱり耐久性でした。類似の廉価版のような製品を通った私だからこそ気づいた視点なども含めてレビューしていきます。
Grovemadeのデスクマットを実際に使用した感想
早速ですが、実際に半年以上Grovemadeのデスクマットを使った筆者の感想をざっくりとまとめ。
Grovemadeのデスクマットで一番良い所は、耐久性が高く長く使えるところだと思った。
昔は見た目がお洒落だから選ばれることが多かったGrovemadeのデスクマットだけれど、最近は似たような見た目の類似品が安く手に入る。実際にそういうものも使ってきた筆者としては、Grovemadeのデスクマットの耐久性は頭一つ抜けていると思った。
プレミアム羊毛フェルトにレザーのアクセントが映える、高級感のあるデスクマット
Grovemadeのデスクマットと言えばやっぱりこの羊毛フェルトのダークグレーをよく見かけると思うけれど、やはり選ばれる理由があると思う。
実際にデスクに敷いてみると、全体が引き締まった印象に変わる。デスクに置いているキーボードやマウスなどの小物が「デスクマット」というフレームに収まって、視点が定まるのがとても良い。
小物を沢山置くとどうしてもデスクが雑多な印象になってしまいやすけれど、デスクマットで解決できる。
それでいてウールがもつ柔らかい雰囲気は、インテリアに温かみを与えてくれる。今回選んだダークグレーは特に無難なカラーの一つで、インテリアの邪魔にならないので、どんなデスクにも馴染み安いと思った。
別途明るめのカラーもあるので、ホワイトやオーク材基調のデスクでも問題なく合わせられるハズ。
シンプルなデスクマットだけれど、サイドに配置されているレザーのロゴがワンポイントとしてとても映えている。ミニマルだけれどしっかりと存在感があって、Grovemadeらしいおしゃれな雰囲気を感じさせてくれる。
他社製と比べて耐久性がピカイチ。半年使っても毛立ちせず!
ぶっちゃけ、デザインに関しては他社製の安いデスクマットでもほぼ同じ印象になる。拘りが無ければそれで充分だと思っていたし、実際に他社製のデスクマットを使っていた。しかし、Grovemadeのデスクマットは耐久性が段違いだった。
Grovemadeのデスクマットを半年ほど使用した結果、使い始めと見た目がほぼ変わっていない。
安価なデスクマットだとこうはいかず、以前はほぼ同じ見た目のMinimal Desk Setupsのデスクマットを半年ほど使用していた。
しかし、そちらは全体が毛羽立ちしてきてしまって、毛玉も出来てしまった。デスクマットとしては使えなくはないけれど、見た目がだいぶ残念に感じて処分してしまった。
更にこのデスクマットは裏面も同じ作り。レザーのロゴもしっかり両面に刻印があります。もし使っている面が劣化してしまっても裏返せば新品に元通り。ってことも踏まえると、このデスクマットは筆者の感覚では3年くらいは綺麗なまま使えるんじゃないかなと思う。
似たような安いデスクマットと比べるとGrovemadeのデスクマットは高額だけれど、長い目で見たら使い心地も見た目も綺麗なままなGrovemadeのマットを選んだ方が結果的にコスパが良いんじゃないかと思った。
マウスの滑り、手首のチクチク感はすぐに慣れる
羊毛フェルトのデスクマットを使う上で、気になるのは以下の2点じゃないかと思う。
- マウスの滑りは悪くならない?
- 手首チクチクしない?
結論から言うと、どちらも全く問題なかった。
マウスの滑りに関しては一般的なツルツルしたマウスパッドと比べると当然滑らないものの、違和感のない範疇。「マウス全然動かないな・・・」みたいな印象は全くなく、個人的にはしっかり止まるので使いやすく感じている。
とはいえマウスの滑りが良い方が好みの方もいるはず。その場合は、デスクマットの上にマウスパッドを置くのもおすすめ。
▼マウスパッドまでGrovemadeである必要はないかもだけど、マウスパッドもやはり格好良いのでとりあえずリンクを添えておきます。
手首のチクチク感に関しては慣れの問題が結構大きく、使い始めは若干違和感があるかもしれない。とはいえ最終的には慣れて気にならなくなると思う。筆者は敏感肌でアレルギー体質なので痒くならないかちょっと心配してたけど、使い始めたその日に慣れて全く問題なかった。
触った感覚にも安価な製品との価格差はあって、他社の羊毛フェルトデスクマットと比べるとチクチク感は少なかった。
むしろ冬場は暖かくて助かるってのが一番思うこと。他の素材のマットだとめっちゃ冷たいよね。
滑り止めが効いていないのでマットはズレるが、良いか悪いかは運用次第
このデスクマットの大きな特徴が、両面全く同じ作りということ。
先に記載した通り裏返せば新品に戻るような作りで長く使うことができる反面、滑り止めは効いていない。むしろ、普通に使っているとデスクマットごとずれることもしばしばあるくらいには滑る作りになっている。
これは逆にGrovemadeのデスクシェルフとのコンビネーションを考えた作りで、デスクマットごとキーボード・マウスをデスクシェルフの下に滑らせられるように考えられた結果。
上の画像のようにデスクシェルフと運用することを考えると滑るのはむしろメリットとして捉えて良い。滑るのが嫌な場合は、別途滑り止めを購入して貼り付けてしまうといった対策も可能。
元々滑り止めが付いているデスクマットよりも自由度があると考えて良さそう!
デスクでPC作業以外のこともこなす方なら同時にデスクシェルフの導入を検討してもいいかもしれません。いつでもデスクがスッキリ運用できる、結構革命的なシステムだと思います。
ウールマットはゴミが目立たない!しかし水分は染みるので注意
Grovemadeに限らずいれることですが、ウールデスクマットのメリットとして、埃が目立ちません。
レザー製の濃いカラーのデスクマットなどを使うと分かりますが、デスクマットって結構ほこりが積るのでこれは大きなメリット。
一方で、水分は染みてしまうので、飲み物や食べ物は零さないように注意したいところ。
文字は問題なく書けるが、頻度が多い場合は最適ではないかも
ウールデスクマットの弱点として、文字が書きづらくなるという点が挙げられる。
個人的にはボールペンで文字を書く分には特に書きづらい感じはしないけれど、固いデスクで書くよりはやはり力を入れ過ぎないようにする必要があるように感じる。
デスク上でよく文字を書く方の場合は、ウールのデスクマットよりもリノリウムでできているマットデスクパッドがおすすめ。自分の作業用途に合わせて決めると良いでしょう。
Grovemadeのデスクマットのカラー・サイズ展開
カラー展開は3種類、サイズ展開は5種類
カラー展開はダークグレー、ライトグレー、ホワイトの3種類
Grovemadeの羊毛フェルトマットのカラー展開は以下の3種類。筆者が使っているのはダークグレーです。
Wool Felt Desk Pad via Grovemade
Wool Felt Desk Pad via Grovemade
Wool Felt Desk Pad via Grovemade
カラーはデスクに合った好みの色を購入すれば良いと思いますが、やはり人気なのはダークグレー。
サイズ展開はスモールからEXラージまで5種類
サイズ展開は以下の5種類。
- Small (約62.8cm x 約27.9cm)
- Medium (約96.5cm x 約 29.2cm)
- Medium Plus (約96.5cm x約40cm)
- Large (約97.7cm x 約66cm)
- Extra Large (約124.5cm x 約67.3cm)
サイトのサイズがインチで表記されているのでセンチに直すと微妙な値になりますが、こんな感じ。
使い方別のおすすめのサイズ
Grovemadeのデスクマットのサイズ選びは、運用に合わせて選ぶとよい。筆者が考えるおすすめサイズは以下の通り。
①デスクシェルフに頻繁にマウスとキーボードをしまう
→ Small or Medium がおすすめ
②デスクシェルフの前の空間をデスクマットでカバーしたい
→ Medium Plus がおすすめ
③デスクを丸ごとデスクマットでカバーしたい
→ Large, Extra Large がおすすめ
Grovemadeの哲学通り、デスクマットを頻繁に動かして別の作業をすることがあるなら、Small / Mediumを買った方がデスクシェルフにしっかり収められて使い勝手がよい。Medium Plusでも良いが、Medium Plusの場合は奥行がデスクシェルフに入りきらない点に注意。
一方、普段はほぼPC作業がメインで、デスク周りに小物がいっぱいあるようなタイプの方はMedium Plus以上のサイズがおすすめ。この場合はデスクシェルフに格納しない運用になるので、どの大きさにするかは机のサイズに合わせて考えると良いでしょう。
ちなみに筆者は175 x 75のデスクを使っていて、②のMedium Plusを使っています。Medium Plusはデスクシェルフの中に入りきらないけれど、カバーできる範囲が広いので気に入っています。
デスクマットを置いたら、キーボードトレイもおすすめ
Grovemadeのデスクマットを導入した後は、同じくGrovemadeのキーボードトレイもおすすめ。トレイの質感がより際立ち、デスク全体が格好良くなります。
まとめ:耐久性とデザインに優れたGrovemadeのデスクマット
改めて、筆者が半年ほどGrovemadeの羊毛フェルトデスクマットを使った感想をまとめる。
結論として、デスクマットとしては高級だけれど結果的に長い期間使える、お洒落なデスクマットに仕上がっている。
筆者が半年使ってもほぼ劣化を感じない耐久性がある上、裏面も同じ作りなので裏返せばまた新品として使用可能。マウスの滑りや手首のチクチク感についても全く問題なく、むしろ冬場は暖かくて重宝している。
Grovemadeのデスクマットは公式サイトで購入可能。デスクマットを探している方はぜひチェックしてみてください。