デスクの見栄えを圧倒的に良くしてくれるGrovemadeのウォールナットアイテム。
せっかく使うなら綺麗に長く使っていきたいものですよね。普段は軽く拭くだけで良いですが、天然塗料を使っているGrovemadeのアイテムは半年~1年に1回程度の頻度でオイルメンテをすると長持ちします。
この記事で具体的なメンテナンス方法を解説します。
【ビフォーアフター】メンテナンス実施前と実施後で比較
オイルメンテってどんな効果があるの?っていうのは、まずは実際にやった結果を見てもらった方が分かりやすいです。メンテナンス前後でのビフォーアフターはこちら。
メンテナンスしたのは8ヶ月ほど使用したキーボードトレイです。よくさわるアイテムなのもあり、トレイの中心部分が乾燥してきてしまっていました。
どうでしょうか?このように乾燥して見た目が悪くなり、傷や汚れに弱くなってしまったウォールナットが購入時のようなツヤを取り戻しています。せっかくGrovemadeのアイテムを使うなら、このように定期的なメンテナンスをして綺麗に長く使いましょう。
やり方は簡単ですし、コストもそこまで掛からないので気になる方は移行のやり方をチェックしてみてください。
Grovemadeのアイテムはメンテナンスした方が良い
Grovemadeのアイテムってメンテが必要なの?っていう疑問に対してですが、結論必要です。
- Grovemadeのアイテムで使用されている植物由来の塗料の特徴
- Grovemadeのアイテムは煮亜麻仁油でメンテナンスする
- 半年~1年程度のスパンでメンテナンスが必要
Grovemadeのアイテムで使用されている植物由来の塗料の特徴
Grovemadeの製品は植物由来の天然塗料が使われていて、製造時には手作業で塗装が行われています。2016年の古い記事ですが、こちらにそのような記載があります。
こういった天然塗料の性質を理解するために、メリットとデメリットを知っておきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
化学物質が使われていない 防カビ・防腐・撥水効果がある 木が本来持つ「調湿機能」や「空気清浄機能」を活かせる 木目の美しさを引き出せる | 塗料としての強度は低い 定期的なメンテナンスが必要 |
このように自然由来のオイルで塗装する場合、木にオイルを浸透させて保護するイメージです。人間に優しく、木が本来もつ機能や木目を活かせる一方で、表面に膜を張って保護するようなクリア塗装などに比べると強度が低く、定期的なメンテナンスが必要になります。
実際にGrovemadeのアイテムをある程度の期間使用していくと、木が乾燥してきたと感じるはず。Grovemadeのアイテムを長く綺麗に使うなら、再塗装でのメンテナンスがおすすめです。
Grovemadeのアイテムは煮亜麻仁油でメンテナンスする
植物由来の塗料って具体的には何?というところですが、「煮亜麻仁油」を使います。以下はGrovemadeのFAQページを日本語に翻訳したものです。
木製品の手入れはどのようにすればよいですか?
木材を再度オイルで塗装したい場合は、煮亜麻仁油を使用できます。
木工用の煮亜麻仁油はホームセンターなどで手に入りますが、私の近隣では見つからなかったため今回はAmazonで購入しました。
こちらの製品はGrovemadeのアイテムをメンテナンスするのに丁度良い量で大きすぎず、使う際には必要な量を少しずつ出しやすいのでおすすめです。酸化しにくいボトルになっているので保管して再利用できます。
半年~1年程度のスパンでメンテナンスが必要
肝心のメンテナンス頻度ですが、半年~1年に1回程度のスパンで再塗装するのがおすすめです。
実際にGrovemadeのアイテムを使っている筆者の体感としては、よく触れるものほど乾燥しやすく、マメなメンテナンスがおすすめです。
筆者の個人的な目安は以下。
- キーボードトレイ(半年に1回程度)
- ペン / デスクシェルフ / ヘッドフォンスタンド など (年に1回程度)
また、厳密にはウッドアイテムではありませんが、天然素材から作られているリノリウムについても煮亜麻仁油を使うことで傷を目立たなくさせることが可能です。
Grovemadeのアイテムをオイルで再塗装する
それでは乾燥してしまったGrovemadeのウォールナットアイテムを実際にメンテナンスしてみましょう。実際はできればここまで見た目に出てしまう前にメンテナンスした方が良いです。(素材自体が劣化してしまうので)
煮亜麻仁油を用意する
先に記載した通り、塗装には煮亜麻仁油を使用します。ネットで買っちゃうのが楽です。今回はこちらを使用します。
メンテナンスするアイテムを簡単に掃除する
まずは再塗装するアイテムを簡単に掃除しましょう。
今回はMX KEYS用のキーボードトレイを再塗装していきます。普段から触れるアイテムのため、体感一番乾燥を感じやすいアイテムです。
煮亜麻仁油を木目に沿って塗り込む
メンテナンスするモノを掃除したら、煮亜麻仁油を清潔な布にとって木目に沿ってオイルを塗りこみます。後程拭き上げをするので、ムラはあまり気にしなくて大丈夫です。サっと全体に塗り込んでしまいましょう。
この時に空調が付いているとムラができやすいので、空調は切っておくのがおすすめです。
10分放置後、清潔な布で乾拭きする
季節にもよりますが約10分ほど放置したら、ある程度木にオイルが染み込んでいるはずです。ここで表面に残っているオイルを拭き上げます。
最後に清潔な布で乾拭きします。ここで拭き上げが甘いと分かりやすくムラになってしまうため、丁寧に乾拭きしましょう。光に当てながら確認するとムラが無いか分かりやすいです。
24時間ほど放置する
塗装が終わったアイテムは季節にもよりますが、24時間ほど放置して乾燥させます。
ウォールナットの状態を見て必要に応じて同じ工程を繰り返す
上記の工程を1度実施しても乾燥を感じる場合や、ツヤが足りないと感じる場合は同じ工程をもう一度繰り返しましょう。
基本的に1回やれば見た目は綺麗になるはずですが、個人的には耐久性を上げる意味も込めて2回やるようにしています。
まとめ:Grovemadeのウォールナットアイテムをメンテナンスする
Grovemadeの製品は植物由来の天然塗料が使われていて、性質上長く使うならメンテナンスが必須です。
メリット | デメリット |
---|---|
化学物質が使われていない 防カビ・防腐・撥水効果がある 木が本来持つ「調湿機能」や「空気清浄機能」を活かせる 木目の美しさを引き出せる | 塗料としての強度は低い 定期的なメンテナンスが必要 |
具体的には「煮亜麻仁油」を使った再塗装をしましょう。工程自体は簡単で、塗料もAmazonで簡単に手に入ります。
せっかくGrovemadeのアイテムを使うなら、長く綺麗な見た目で使えるように定期的なメンテナンスがおすすめです。