予約受付中の新たな昇降デスク「Rasical Desk」。このたび有楽町のb8taで実物の展示が行われていたため、FlexiSpotなどの昇降デスクを使い倒している筆者が実際のモノをご紹介。
結論、デザイン性に優れていてカスタマイズ性が高く、保証も十分でおすすめです。
一枚板のようなデザインで傾斜加工や配線孔がある天板と、ハイクラス相当の昇降脚の組み合わせと考えると、カスタマイズ性を抜きにしても昇降デスクとしてコスパが高いと思います。
この記事ではRasical Deskの実物のインプレッションや、筆者の昇降デスク使用経験に基づいたおすすめモジュールなどもご紹介していきますので、購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
お会計額から￥3,000円オフ！
コード：OJYQOKHDXI
※お会計価格5万円以上で使用可能、セールと併用可
Rasical Deskの特徴・性能は？基本スペックをチェック！
Rasical Deskの特徴は？
Rasical Deskの最も大きな特徴は、天板裏の拡張性です。
天板裏に60個以上のネジ穴加工が施されており、別売りのモジュールを自分の好きなように取り付けることが可能。
この機能によって、用途や好みに合わせた自分だけのデスクを構築することができるようになっています。
Rasical Deskの基本スペックを知る
Rasical Deskの基本スペックをチェックしてみましょう。
| 項目 | 性能 |
|---|---|
| 天板サイズ | W1200 / 1400 / 1600mm × D700mm × H25mm |
| 脚サイズ | W1200~1800 × D57 × H605～1255mm |
| 重量 | 約31kg |
| 天板重量 | 120cm：約17.4kg 140cm：約19.6kg 160cm：約23.0kg |
| モーター | デュアルモーター |
| 昇降範囲 | 630-1280mmまで調整可能（キャスター含まず） |
| 昇降速度 | 最大速度40mm/s、定格速度35mm/s |
| 耐荷重 | 125kg（天板、収納モジュール含む） |
| 騒音レベル | 50dB以下 |
| 操作パネル | メモリ可能な埋込型タッチパネル(3つまで記憶) |
| 消費電力 | 昇降時300W／待機時0.1W |
| 安全機能 | 衝突防止センサー、チャイルドロック |
実際このデータを見てもあまりピンと来ないかもしれませんが、一般的流通しているハイクラスの昇降デスク相当のスペックになっています。
【レビュー】Rasicalの昇降デスクの実物の展示をチェック！
それでは早速気になる実物をレビューしていきます。今回ご紹介するのはウォルナットのモデルで、b8ta Tokyo – 有楽町にて展示中。(執筆中現在の情報です)
渋谷のb8taは割とちょくちょく行きますが、有楽町は初めてでした。渋谷と変わらず有楽町も良い雰囲気で、店員さんも親切でリラックスできました！Rasical Deskが気になっていて行けそうな方は、ぜひご自身でもb8ta 有楽町に足を運んでみてください。
デスクの天板は質感・実用性ともに良好
木目が良く出ている天板は迫力満点！
Rasical Deskの天板は無垢材を使用しています。集成材と違って木目が良く出ていて、迫力のある見た目に仕上がっています。
天板はいわゆる1枚板ではなく、薄めの無垢材を重ねて形成された天板とのこと。本当の1枚板を使うとかなり高額になってしまうため、値段と見た目のバランスがよく取れた素材になっています。
木材を重ねた素材とのことですが、サイド部分も綺麗に処理されていて特に違和感は感じませんでした。ただ、板を重ねているせいか表面よりは色が濃くなっている印象です。
塗装はマットウレタンニスとのこと。実物を見た印象では、比較的塗装の厚みがしっかりあって割とツヤが出ている印象です。傷に強そうな一方、自然塗料を使っているアイテムよりはナチュラル感は薄い印象です。
ちなみに天板のカラー展開は5色(チャコールグレー / ホワイト / ナチュラル / ウォルナット / バーンドウッド)。今回のデスクはウォルナットでしたが、天板のサンプルも展示されていたのでご参考まで。
※現在予約を受け付けていないカラーもあるようなので、詳細は公式サイトをチェックしてください
個人的には展示品のウォルナットが一番好みですが、バーンドウッドなんかもめちゃくちゃ格好良いような…！ホワイトカラーもしっかりあるので、ホワイトデスクを構築しているユーザーが導入している所もぜひ見てみたいですね。
なだらかな造形と、配線加工で実用性も抜群
Rasical Deskの天板は手が当たるデスク前方部分になだらかな加工がされています。これによって当たりが滑らかになっていて、手首をデスクに置いても角が気になりません。
加工のお陰で見た目も柔らかい印象があり、インテリアに馴染みやすそうです。
また、天板の後方には配線孔が左右と中央の3か所に用意されています。ここから配線を天板下に通せば、線が目立たずにスッキリすること間違いなし。
同社のRasical Shelfを合わせて使うと、ほぼ配線が見えないような状態にできそうです。
天板に埋め込まれたコントローラーはスタイリッシュ
Rasical Deskのコントローラーは天板の右端に埋め込まれていて、スタイリッシュな見た目です。
コントローラーが埋め込まれていることで余計なパーツが無く、ミニマルさを感じます。
コントローラーはスペックでは「タッチパネル」と記載があったため、クリック感がないものを想像していました。しかし実物は写真の通り凹凸があり、クリック感もしっかりしている操作パネルになっていました。これは嬉しいサプライズ。
デメリットはコントローラーの位置を好きに変えられない所でしょうか。普段、昇降デスクを使用している筆者の体感では特に問題にはならないと感じてますが、デスクの右端で作業をするようなユーザーは注意が必要です。
コントローラーは昇降デスクでは必須と考えていいメモリー機能がしっかり用意されていて、性能は十分といえそうです。高さは3つまで記憶しておけるので、特に不足はしないでしょう。
天板裏の拡張性をチェック！好みに合わせたカスタマイズが可能
Rasical Deskの一番の特徴がその天板裏。ねじ穴が多く用意されており、好みのモジュールを好きな位置に取り付けることが可能です。
昇降デスクの高さをを上げてしまえば、デスクをひっくり返す必要もなく簡単に好きな位置に付け替えられるのがこのデスクの素晴らしい所。あらかじめ60以上のねじ穴が用意されているため、自分好みのデスクを簡単に構築することが可能です。
特に筆者が新しいと感じたポイントは、デスクサイド用のモジュールまで用意されている所です。これによってデスクの利便性がより高まりそうだと感じました。
写真のように展示品のサイドにはパンチングボードが取り付けられていました。ここにはペンといった小物は勿論のこと、ティッシュケースやガジェットなどの配置も可能です。使う人によって色々な活用の仕方がありそうで、面白そうなモジュールの一つです。
インテリアに馴染む丸みを帯びた昇降脚は、性能も問題なし
Rasical Deskは天板が特徴的ですが、忘れてはいけないのが昇降デスクの要となる脚の部分です。
Rasical Deskの脚は丸みを帯びたデザインになっていて、インテリアに馴染み安そうです。ただし丸みを帯びているが故に、この部分にマグネットで何かを付けたりするのは難しそう。個人的に今使っている昇降デスクではティッシュケースを付けたりしているので、ちょっと惜しい点かもしれません。この辺りはモジュールでカバーできるので、好みかなとも思います。
肝心の性能としては、昇降速度・静穏性共に一般的な昇降デスクの水準をといえるでしょう。
スペックを確認すると、昇降範囲は「63-128cm」。一般的なデスクは70cm前後で低身長の方には厳しかったりしますが、この昇降範囲ならあらゆる身長にほぼ対応できるでしょう。
昇降スピードは「最大速度40mm/s、定格速度35mm/s」。これも他社メーカーとほぼ同等の性能です。気になる耐荷重は「125kg（天板、収納モジュール含む）」。でこれもまた他社メーカーとほぼ同等で十分なスペックと言えるでしょう。
Rasical Deskの保証内容、期間は？
Rasical Deskの保証期間は3年。故障が不安な電動昇降デスクでも長めの保証期間で安心です。
ただし、故障時の対応としては製品の交換ではなく、不具合が発生しているパーツを送ってもらい自身で交換する形になりそうな点は注意が必要です。
郵送での保証対応も受け付けていますが、送料及び返送手数料が別途かかるため、トータルで高額になりそうです。詳細については、以下のページをご参照ください。
保証の内容についてもよく理解して購入を検討すると良いでしょう。
Rasicalのデスクで使いたいおすすめのモジュールは？
【事故防止】配線整理系のアイテムはほぼ必須！
高さをワンタッチで切り替えられる便利なRasical Deskですが、昇降デスクは配線の整理がほぼ必須。理由は以下の通りです。
- デスクの昇降時に配線が引っ掛かり、思わぬ故障を招く危険性がある
- 通常のデスクと比べて配線が目立つ（特にスタンディング時）
故障のリスクや見た目を綺麗に保つためにも、最初から買っておくのがおすすめです。
Cable Organizer
天板裏でケーブルをまとめられるケーブルオーガナイザーは、昇降デスクを使うなら必須と考えてよいアイテム。
- 長さが余ったケーブルを垂らさずに収納して置ける
- トレイの中で電源タップを使用できるのでデスクの下におろすケーブルが大元の1本で済む
特にRasicalのようなカスタマイズ性が高いデスクは、ガジェット類を置きやすく配線が増えることが予想されます。全ての配線をデスク下に垂らしてしまうと、デスクを綺麗に保つのは困難。
配線孔から下した配線がひとまとめになることでケーブルが乱雑になりずらくなりますし、メンテナンスもしやすくなります。
Cable Sleeve 5.0m
細かい場所で視界に入るケーブルは、この収納スリーブでまとめると見た目が綺麗になります。ディスプレイに繋がるケーブルをまとめたり、デスク裏で伸びる配線をまとめたりするのに最適です。
好きな長さで切って使えるので1本買っておけば色々な所で活用が可能です。
Magnet Cable Holder
Rasical Deskのような天板下にPCや好きなガジェットを仕込めるようなデスクでは、天板の下に沢山の配線が通ることが予想されます。そんな時に配線が下に垂れてしまっていると、残念な見た目に。足を引っかけてしまってガジェットやデスクの故障の原因になる危険性も考えれます。
ゆえに天板下で通す配線は、Magnet Cable Holderを使ってしっかり綺麗に通すのがオススメ。両面テープ式の類似品と違ってマグネットでくっつくので、場所の変更も簡単・跡も残りません。
できればあると嬉しい、デスクの収納性を拡張するモジュール
Drawer for Desk/Table
Drawer for Desk/Tableは、Rasical Deskに取り付けできる引き出しです。昇降デスクはデフォルトのままだと収納が不足しがち。デスク周りで使う小物などをしまっておく収納として取り付けると非常に便利です。
また、別売りのブラケットを取り付けすることで引き出し二段での使用や、別モジュールであるオープンラックと合わせて使用することが可能です。
自分の用途に合わせて収納を拡張できるのが嬉しいですね。
PC Tray for Desk/Table
こちらはサイドが開いているトレイで、サっと取り出したい資料を置いたり、ノートPCをクラムシェル運用するのに適しています。
ノートPCを天板下でクラムシェル運用すると、デスクにPC本体がないかのような見た目で非常にミニマルにまとまります。
別製品ですが、筆者も似たようなアイテムで同じことをしたことがあるので参考にしてみてください。
Tower Module
他であまり見たことが無い拡張アイテムが、Tower Moduleです。
ハサミやカッターなどをいざ使いたい時、引き出しを開けるのも少し面倒だったりしますが、Tower Moduleを使えばすぐにサッと取り出すことができます。
また、縦方向で収納性を拡張するため、ねじ穴を他のモジュールに残しておけるというメリットも。
その他便利アイテム
デスクの移動を楽に！Caster for Desk/Table
Caster for Desk / Tableは、耐荷重200kgのキャスターです。耐久性に優れた素材を使ったキャスターで、床を傷つけにくく、重たいデスクを楽々動かせるとのこと。
昇降デスクは天板と脚を合わせると約50kg前後とかなりの高重量になるため、模様替えや日々の掃除を考えると最初に付けておいた方が楽でしょう。
注意点としては、デスクの高さが6~7cmほど上がること。昇降デスクで設定できる最低の高さが増えるため、デスクを低めの高さにする予定の方は注意してください。
Rasicalモジュール以外のアイテム
その他、昇降デスクで使えそうなアイテムは以下の記事にてご紹介中。Rasicalに使えそうなアイテムもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【当ブログ限定】Rasicalで使える3000円オフのクーポンを配布中!
現在当ブログ限定で、Rasical Deskに使える3000円オフのクーポンコードを配布中。ご購入の際は、忘れずに以下のクーポンコードを適用してください。
※お会計金額5万円以上で使用可能、セールと併用可能です！
お会計額から￥3,000円オフ！
コード：OJYQOKHDXI
まとめ：【レビュー】発売予定のRasical Deskを最速チェック。特徴とおすすめモジュールをご紹介
結論、デザイン性に優れていてカスタマイズ性あり。保証も十分でかなりおすすめ。
豊富なモジュールでデスクをカスタマイズできるRasical Deskは、昇降デスクを購入する際の新たな選択肢として考えてよさそうです。後々モジュール追加、天板オプション追加などまだまだ自由度が増えそうな製品ですので、今後もRasicalから目が離せません！
現在Rasicalのデスクとモジュールは発売に向けて予約受付中。気になる方はぜひチェックを。