人気ワークチェア「GrowSpica」シリーズや新発売の昇降デスク「Rasical Desk」など、デスク周りの人気アイテムを手掛けるRasicalより新たにモニターアームが新発売。
大型モニターへ対応しつつも比較的安価な価格な本製品ですが、もちろんRasical製品との相性も抜群。Rasical DeskとShelfを使っている筆者のデスクにも早速導入したので、レビューしていきます。
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最大57インチまでの大型モニターに対応!自由自在に動かせるRasical モニターアーム

Rasicalのモニターアームは、Rasical DeskやShelfに合わせるのにぴったりな、大型のモニターに対応している自由度が非常に高いアームです。
Rasical モニターアームのメリットとデメリットは下記の通り。
メリット | デメリット |
---|---|
最大57インチ・27kgまで対応(理論値) 好きな位置にモニターを配置できる高い自由度 Rasical Desk、Shelfにベストな設計 スライドカバーでケーブルを目隠しできる モニターをワンタッチで付け外しできる | 大型で目立つ・取り付け部が大きい 初期設置および位置変更に手間がかかる |
Rasical DeskやShelfとぴったりあうように設計されているので、一緒に使うと「簡単にグロメット式で取り付けできる」「デスクの奥行を最大限活用できる」といったメリットがあり、Rasicalのデスクやシェルフを使用しているならこれを選ばない理由は見つかりません。
もちろん通常のクランプ式での取り付けも可能な上に、アームを便利に使う為の工夫が多く施されています。
何より計算上最大57インチ・27kgまで対応。一般的なモニターアームに比べてかなり大型のモニターに対応できるので、Rasical Desk以外での使用も非常におすすめなモニターアームです。
- Rasical Desk / Rasical Shelfを使用している方
- 大型のモニターに対応するアームをコスパ良く購入したい方
- 位置調整の自由度が高いモニターを探している方
開封と設置

Rasical モニターアームを開封。付属品の詳細

早速モニターアームを開封していきます。梱包はとても丁寧で、箱を開けるとまず説明書が見えるのが素晴らしいです。

説明書の部品一覧をチェックします。パーツが細かく分かれている為、付属品が多く感じますが、大きく分けると以下の通りでそこまで多くありません。
- アーム本体
- VESAマウント用のブラケット各種
- 組立て用六角レンチ各種
- アーム取り付け部位補強用プレート
Rasical モニターアームはグロメット式、クランプ式のどちらでも取り付けが可能ですが、いずれの取り付け方でも別で何かを用意する必要はありません。
Rasical Deskの配線孔にグロメット式で取り付けする

今回はRasical Deskにグロメット式で取付していきます。補強用のプレートも付属していて、プレート用の傷防止シートまで付属してあるおもてなしっぷり。

ちなみにRasical モニターアーム自体はクランプ式での取り付けも可能ですが、Rasical Deskに取り付けする場合、天板の歪みを防ぐためにグロメット式での取り付けをするようにとの記載がありました。


Rasicalのモニターアームは各パーツが別々になっているので、説明書に従って組み立てていく必要があります。最初からアームの形で完成しているアームも多いので、組立ては少し手間がかかるように感じました。


また、組立て完了しないとアームのサイズ感が分からず、設置後どの位置にモニターが来るか推測しづらい部分はあります。しかしRasicalの他製品と同様、説明書は非常に丁寧ですし、ねじの仕訳も最初からしてあるのでそこまでストレスは感じませんでした。
説明書通りに作業を進め、ひとまずモニターアームが完成しました。

ブラケット式でモニターを簡単に取り付けできる
アーム側をセットアップし終わったら、モニターのVESAマウントに専用のブラケットを取り付けます。VESA用のねじも付属しているので、使っているモニターのねじが見つからなくても安心です。

VESAマウントは一般的な75x75mm/100x100mmの他、200x100mm/200x200mmといった大型モニター用のサイズにも対応しています。

最後に最初に組み立てたアーム部分に引っかけて、2か所付属のつまみを回せば固定完了!アームへのモニターの取り付けは、ブラケットを介することで非常に簡単になっており、最高です。

設置完了
最後に各部位のガス圧を調整し、完成です!


ビフォーアフターだとこんな感じ。


【レビュー】Rasical モニターアーム

それではさっそくRasical のモニターアームをレビューしていきます。
Rasical Deskと合わせると、グロメット式取り付けで安定感が抜群に

RasicalモニターアームはRasical Deskと合わせて使うと、元々デスクに用意されている配線孔を使ってグロメット式で簡単に取り付けられます。上下全ての面でしっかり挟み込むグロメット式の固定は安定感が抜群です。

左右どちらかの配線孔を使ってアームを軽く調整すれば自然とデスクの中心にモニターが来るように設計されているので、細かい調整をせずとも簡単に使い始められるのも嬉しいポイント。

Rasical Shelfと合わせてデスクの奥行を有効活用できる

同じくRasicalから発売されているデスクシェルフ「Rasical Shelf」と同時に使うと、シェルフの切り欠き加工の部分とモニターアームがジャストフィット。
デスクシェルフを置いていながらモニターアームが干渉せずに使えるので、奥行をフルに使えて広々とデスクを使用できます。

もちろんRasical Shelfを使っていても、アームの調整は自由自在で、アームの利便性をつぶすことはありません。

ちなみに、Rasical Shelfを置いた状態でモニターアームを使う場合、モニター設置側のShelfの脚の位置を内側にする必要があるため注意しておきましょう。


自由自在に動かせる豊富な調整箇所と可動域で、モニターを理想のポジションに

モニターアームを利用する大きなメリットは、高さや角度などを調整して自分の好きな位置にディスプレイを配置できること。Rasical モニターアームは動かせる「軸」が沢山ある為、位置調整の自由度が非常に高いです。
上下左右は勿論、前後の動きも広い範囲で調整できるため、自分にとってのベストポジションにモニターを配置できました。

安定感がありつつも、スムーズに動かせる
Rasical モニターアームは安定感がありつつも、軽い力でスムーズに動かせるのが魅力的。実際に動かしている様子を動画でチェックしてみましょう。
個人的にモニターはほぼ固定で使うのでスムーズさはあまり求めていませんが、モニターを頻繁に動かす方にも非常におすすめです。
ケーブルを目隠しできるカバーで配線を整える

Rasicalのモニターアームは、ケーブルカバーが付いているのでモニターの配線を簡単に整えることができるようになっています。支柱部分はケーブルを束ねられるようになっていて、完全に隠せはしないものの前方から見る分には気になりません。

Rasical Deskで使用する場合、支柱のすぐ横に配線孔にそのまま配線を通せるので、配線はほぼ気にならない状態にできます。より綺麗にするなら、ケーブルが出ている部分はケーブルカバーでまとめると更にシンプルな見た目にすることができると思います。
地味に嬉しい工具保管スペース!必要な時に見つからない六角レンチをすぐに取り出す

地味に嬉しいのがこの工具保管スペース。必要な六角レンチをモニターアームに取り付けておくことで、欲しい時にすぐ使えるようにしてくれます。
モニターアームの調整って最初はするんですが頻繁にはしないので、いざ調整しようとなった時に専用の六角レンチが見つからなかったりサイズが分からなかったりしがち。それを解消できるこの仕組みは、ユーザーのことをよく考えられているな、と感じました。
見た目が若干残念な感じになるものの、Rasical Shelfと併用する場合はアームの根本はほぼ視界に入らないので、筆者の環境の場合は特に気になりませんでした。

初回セットアップや位置の変更が大変


実はモニターアームを1度設置した後、位置を変更したくなり支柱のポジションを変更しました。結果的にRasical モニターアームは初回設置や位置変更が単純なクランプ式のモニターアームと比べると大変に感じました。

位置変更する場合、支柱を根本のパーツから外した後に、グロメット部分を取り外すような2段階の工程が必要になります。これがシンプルなクランプのみのアームと比べると少し面倒です。モニターアームの位置は頻繁に変えるものではないので大きな問題にはならないかと思いますが、デメリットとして認識しておいた方が良いでしょう。
モニターアームとしては目立ちやすい外観

Rasical モニターアームは細めのモニターアームと比べると、ゴツゴツした造形なので少し目立ちます。支柱がありがっちりとした作りのおかげで大型モニターまで対応できる一方で、モニターアームとしては存在感が強めです。

筆者が別デスクで使用しているエルゴトロンのMXVなどと比べると目立ちやすく、インテリアとしてはマイナスポイントだと感じました。
とはいえRasical Shelfと合わせて使えば根本は隠れるので、思ったより殆ど気にならなかったです。

やはりどちらかと言えば「Rasicalのデスクやデスクシェルフと合わせる」「大型ディスプレイを使う」「ディスプレイ配置の自由度を優先したい」方のモニターアームとしておすすめ。見た目を重視する場合は、別の選択肢を検討しても良いかもしれません。

参考:Rasical Deskのおすすめのモジュールは?
アームを含めて、Rasical Deskで使えるおすすめのモジュールは以下の記事にてまとめています!

昇降デスクに精通している筆者が選ぶおすすめモジュールをまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
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当ブログでは、Rasicalの注文で使える3,000円引きクーポンを配布中。5万円以上の購入が条件となっているため、今回紹介しているモニターアームのみでは対象外ですが、デスクと一緒にご購入を検討されているかたは、忘れずにクーポンコードを適用してください。
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まとめ:最大57インチまでの大型モニターに対応!自由自在に動かせるRasical モニターアーム

あらためてまとめると、Rasicalのモニターアームは、Rasical DeskやShelfに合わせるのにぴったりな、大型のモニターに対応している自由度が非常に高いアームです。
Rasical モニターアームのメリットとデメリットは下記の通り。
メリット | デメリット |
---|---|
最大57インチ・27kgまで対応(理論値) 好きな位置にモニターを配置できる高い自由度 Rasical Desk、Shelfにベストな設計 スライドカバーでケーブルを目隠しできる モニターをワンタッチで付け外しできる | 大型で目立つ・取り付け部が大きい 初期設置および位置変更に手間がかかる |
大型のアームのため見た目が目立つというデメリットはあるものの、大型モニターまで対応しつつ柔軟に動かせる自由度はモニターアームとして非常に優秀。
何よりRasical DeskやShelfと合わせると、専用設計されているだけあって「簡単にグロメット式取り付け」「シェルフを置きつつもデスクの奥行を最大限活用」といったメリットがあるので、Rasical Deskを購入するなら第一候補として考えたいモニターアームになっています。
- Rasical Desk / Rasical Shelfを使用している方
- 大型のモニターに対応するアームをコスパ良く購入したい方
- 位置調整の自由度が高いモニターを探している方


