こんにちは、Amachanです!今回はキーボードのレビューです。
私が愛用しているキーボードが Logicool から出ているワイヤレスキーボードの KX800 MX KEYS。かなり気に入って使用していて、購入から3年ほど経過した現在でも、他のモデルに変える予定はありません。
私が本モデルを購入した時にはテンキー付きのこのモデル(KX800)しかありませんでしたが、現在はテンキーレスのMX KEYS MINIがラインナップに追加されており、カラー展開もペールグレー / ローズ / グラファイトと選択肢が広がっているようです。
この記事では私が使用しているテンキー付きフルキーボードの MX KEYS KX800 についてレビューします。
Logicool KX800 MX KEYS レビュー
重厚感、高級感のあるデザイン
このキーボードにした1番の理由はデザインです。キーボードの大部分はステンレスで構成されており、重厚感と適度な光沢がキーボードに高級感を持たせてくれています。上部と樹脂のカラーがブラックではなくグレーで設定されているのも絶妙です。Apple製品でいう、グラファイトカラーのような雰囲気があり、Macともとてもよく合うと思います(今回レビューしているのはwindows向けのモデルですが、キー配列が異なるmac向けのモデルも発売されています。)
高さ: 131.63mm / 幅: 430.2mm / 奥行き: 20.5mm / 重量: 810g
キーはパンタグラフ式となっており、キーボード自体の高さもかなりフラットな作りとなっています。高さは20mmと一般的なノートPCのキーボードとほぼ変わらないような高さが設定されています。このくらい薄いと手首を持ち上げる角度も低くなるので、パームレストが無くても手首が疲れにくいです。
KX800はフルキーボードで横幅は大きめ。一方で奥行は浅めになっており、多少奥行が狭いデスク上でも作業スペースが確保しやすくなっています。
重さは810gと、キーボードとしては比較的重めです。この重さが安定感を生み出してくれていて、入力中にキーボードが動いてしまうといったストレスはありません。逆に位置を変えたい場合は、引きずってずらすというよりかは少し持ち上げて置くような動きになります。しかし、キーボードは一度場所を決めて作業し始めれば頻繁に移動するものでもないので、この点は特に問題ないように思います。安定感で得られる恩恵の方が大きいです。
外出先などに持ち運ぶ場合は重いですが、フルキーボードを外に持ち運ぶシチュエーションが私の場合はあまりないため、特に重さによるデメリットは感じていません。
裏面はしっかりと滑り止めが6点配置されています。
打ちやすく、使いやすいキーの配列
キーはパンタグラフ式でフラットですが、実際に押してみると滑らかながらしっかりと打鍵感のあるキーストロークになっています。各キーは真ん中に向かって少し窪んでおり、キーの押しやすさに寄与しています。キーは艶消し加工されており、指紋が残りづらくもなっています。
キー配置は一般的なJIS配列です。エンターキーの右側に少し空間がとられており、誤ってテンキーを入力してしまうといったストレスがありません。
実際にMX KEYSを使い始めてから、意図していない文字を打ってしまうことが減りましたし、このブログの文章も気持ちよく打てています。
上部はファンクションキーですが、デフォルトでは明るさの調節や音楽の操作が出来るように設定されています。ファンクションキーを押しながら各キーを押すことでファンクションキーとして利用できます。また、デフォルトでファンクションキーとして使うように設定することも可能です。
Logicool公式のソフトウェアであるLogicool Optionをインストールして「標準ファンクションキーとして使用」オプションにチェックを入れることで変更できます。
Logicool Optionsをインストールしていなくても、「ESC」と「Fn」キー同時押しすることで設定を変更できます。会社のPCなど、自由にソフトウェアをインストールできない場合もあるので、物理的に設定を変更できるようになっているのはとても親切。
ワイヤレスにも関わらずバックライト搭載
ワイヤレスにも関わらずバックライトが搭載されており、キーを光らせることが可能となっています。7段階で明るさの調節が可能で、オフにすることも可能です。動作としては、手がキーボードに近づくとキーボードがそれを検知して光ります。キーボードから手が離れると、一定時間で消えるようになっています。常時点灯させておくことは充電したままでも不可なので、常時点灯したい方は注意してください。
バックライトは暗闇での作業時などに重宝します。白い光がデザインに合っていてかっこいいです。ただし、電池の持ちが悪くなるので僕は普段はあまりつけていません。夜間作業時や気分転換したい時にたまにつけて楽しんでいるくらいです。バックライトの色は白から変更は出来ませんが、ゲーミングキーボードではないので十分だと思います。
便利すぎるEASY-SWITCH機能
先に購入した一番の理由はデザインだ、と記載しましたが、このEASY-SWITCH機能も目的の一つでした。リモートワークで働いているのもあり、自宅PCや会社PCなど複数のPCを使っていて、それぞれに対して1つずつキーボードを用意する訳にもいかないので、簡単に接続先を変更できるキーボードを探していた形です。
各キーごとに接続先を登録しておくことが可能で、登録しておけばそのキーを1度押すだけで接続先を切り替えられるようになっています。EASY-SWITCHのキーは押した後に一定時間光るようになっているので、どのキーを押したかも分かりやすく、間違った接続先で文字を打ってしまうということもあまりありません。
MX KEYSはWindows、Mac、Android、Linuxなど殆どの環境に対応しているので、PCで使いつつある時はタブレットで使うといった運用も対応可能です。
最大5か月と長持ちする充電。充電はアクセスしやすいType-C。バッテリー状態も視覚的に分かりやすい。
MX KEYSの充電の充電の持ち時間はバックライトON時は約10日、OFF時は約20週間となっています。バックライトオフで使うと年に数回程度しか充電不要で、ワイヤレスキーボードとしてはかなり長持ちする部類と言えます。
実際に使っていてもう電池がなくなったのか…と感じる事は今の所ありません。
また、MX KEYSは最近一般的となったType-Cケーブルでの充電になっています。micro miniではないため使いやすくよかったです。充電を開始するとLEDが緑で点灯し、充電状態であることが分かりやすくなっています。
MX KEYSの充電が10%未満になると赤色LEDが緩やかに点滅し、低バッテリー状態であることを視覚的に通知してくれます。
電源ボタンは右上にスライド形式で配置してあり、物理的に電源を切ることが可能です。スライド式なので誤って切ってしまうといった誤操作も起こしにくくなっています。
3年使っていても調子が悪い部分が無い頑丈さ、安心の2年保証
MX KEYS KX800の耐久性ですが、私が使う限りはかなり頑丈な部類だと感じています。
私がこのキーボードを使い始めて既に3年ほど経ちますが、未だに故障らしい故障は特に発生していません。キーボードでよくある、キーが打ちづらくなったり反応しづらくなったりといった現象も起きていません。
メンテナンスもたまに拭く程度しかしていないので、かなり頑丈なキーボードと言えると思います。
唯一キーボード裏の滑り止めが1か所だけ外れてしまいましたが、接着剤でくっ付ければ直るレベルで、特に支障がないものでした。
また、保証期間は購入から2年となっており、もし外れの製品を買ってしまった場合でも安心です。
デスク環境をワンランクアップグレードして、作業効率を上げてくれるキーボード
総合的に、デザインと機能の両面でデスクの環境をグレードアップしてくれる素晴らしいキーボードで、使い始めて3年たった今でも飽きずに気に入って使っています。
恐らく今のキーボードが故障しても、また同じものを買うか、もしくはMX KEYSのシリーズのどれかを買うという選択をとると思います。それくらい私にとってなくてはならないものになりました。
キーボードとしては価格は少々高額ですが、性能を踏まえるとそのお金を出す価値は十分にある製品ですし、頑丈で保証も手堅いのでとてもおすすめです。
ちなみに私はマウスもLogicoolのMX Master 2Sを使っていて、こちらもとても良かったです。キーボードとマウスをワイヤレス化することでデスクがすっきりし、PC以外の作業の効率も上がります。
最後まで読んでくださり有り難う御座いました!