今回はDaniel Arsham x Hot Wheelsコラボレーションのミニカーをご紹介。ダニエルアーシャムと言えば、DiorやTiffanyをはじめとしたハイブランドとのコラボレーションや、ポケモンなどのカルチャーとのコラボレーションでも有名な現代アーティスト。
そのダニエルアーシャムが手掛けたホットウィールのミニカーを購入してみたら、完全にアートピースだったためこの記事でご紹介。インテリアとして棚やデスク周りに飾りたい、クールな作品に仕上がっていました。
そもそもダニエル・アーシャムとは?
そもそもダニエルアーシャムってどんな人?ということで簡単に引用を。
ダニエル・アーシャムはアメリカ、オハイオ州クリーブランド生まれ、ニューヨークを拠点に活躍するアーティストです。彼は「Fictional Archeology (フィクションとしての考古学)」という概念のもとに アート、建築、パフォーマンスの境界に挑み 学際的な実践を展開しています。
ちょっと分かりづらいですが、現代にあるモノが未来で発掘されたら?という概念で、現代の車やキャラクターといった様々なモノを風化させた表現が特徴のアーティストです。石膏とストーンを使ったスカルプチャー作品が一番有名ですが、イラストレーション作品などもあります。
色覚異常をもつアーシャムはモノクロの作品が多いですが、近年では多様なカラーを使った作品も発表しています。ハイブランドとのコラボレーションやポケモンなどのコラボレーションで近年一気に有名になったアーティストでもあります。
ダニエルアーシャム x ホットウィールのミニカーが国内でも発売
そんなダニエルアーシャムがコラボレーションしたミニカー、以前から少しずつ発売されてはいましたが、海外のオンラインショップのみで日本での販路はありませんでした。
国内はKith Tokyo限定で発売、本人限定のサイン会も開催された
そんな中、ついに国内での発売が決定。ダニエルアーシャムが内装を手掛けたことで縁が深い、Kith Tokyoで新作が発売されることになりました。合わせて抽選でダニエルアーシャムからサインが貰えるイベントも開催。
サイン会のイベントが当たった方は、ホットウィールのケース部分にアーティスト本人からサインを貰えたそうで、かなり豪華なイベントだったようですね。
筆者は残念ながら抽選に当たらなかったものの、後日店舗に行って無事商品を購入することができました。
店舗購入時は特典のノベルティも付属
Kith Tokyoで店舗購入した際は、おまけで豪華なノベルティもついていました。ポストカードやステッカーなど。こういった特典はかなり嬉しいですね!
ダニエルアーシャム x ホットウィールのミニカーを紹介
それでは早速、購入したダニエルアーシャム x ホットウィールのミニカーをご紹介。
今回購入したモデルは「ARSHAM PORSCHE 356 BONSAI」です。実際にアーシャムが制作した実車が元となって制作されたミニカーで、店舗で展示を見て一目ぼれしたのでこれに決めました。
外箱の高級感と、開けた時の演出が凄い!
こちらが外箱です。ミニカー1つがこのサイズの箱に入っている時点で、このミニカーがただならぬアイテムであることが伝わってきます。
箱を空けると、更に別の箱が出てきました。こちらがこの後に紹介するギミックを持つ箱。真ん中のテープ部分をカッターでカットすることで、箱が開くようになっています。
購入したミニカーの名前も入っていて高級感のある箱で、この箱のまま飾っても格好良いくらいです。この箱を左右にパカっと開くと…ミニカーがケース入りでぐっと持ち上がって登場する仕組みになっています!
どんな感じなのかは、写真よりもYoutubeの動画が分かりやすかったのでそちらを見てみてください。
本体はミニカーというより、もはやアートピース
それにしても、とんでもない質感のミニカーです。ミニカーというよりもはやアートだなと思いました。
ARSHAM PORSCHE 356 BONSAIは実際にダニエルアーシャムが制作した実働する車のアートが元になっていますが、その質感が良く再現されていて、本物の風化したスチールかのような印象。
拡大してみてみると、車の質感はもちろん、ケースの質感も素晴らしいことが分かります。
通常のホットウィールと同じくケースから出すことも可能ですが、個人的にはこのケースを含めての特別感がやっぱり最高だと思いました。通常のミニカーにはない、”わびさび”を感じるアーシャムのアートの世界観が小さなサイズでよく表現されている、最高のアイテムです。
別途ラリーケースを購入すると、全てのコラボレーションミニカーを飾れる
ちなみに、別途発売のラリーケースを購入することで全てのコラボレーションのミニカー(8台)を同時にディスプレイすることが可能です。このケースもアーシャム特有の加工が施されていて、いつか揃えたいなと思いますがお値段的に庶民にはちょっと難しいですね汗
まとめ:もはやアートなDaniel Arsham x Hot Wheelsコラボレーションのミニカー
とにかく通常のミニカーにはない、ダニエルアーシャムのアートの世界観が小さなサイズでよく表現されている、最高のアイテムでした。ミニカーはデスク周りに飾るのにもバッチリなサイズ感ですし、個人的にはかなりおすすめ。
現在はKith Tokyoでも売り切れてしまっていますが、気になっている方はぜひメルカリなどで探してみては如何でしょうか。