オフィスチェアに使えるマットを探していて、BORDERLESSのチェアラグマットを購入し、一週間ほど使用したのでレビューします。
結論から言うと機能性とデザインを両立させている椅子用のラグマットで、デスクに拘りがある方向け。
椅子用のマットとしては価格がネックになる商品ですが、総合的な満足度は高かったです。
そもそもこの形状のデスクマットが唯一無二であることは間違いなく、特に昇降デスクを使用している方にはメリットが多いため推せるプロダクトでした。
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BORDERLESS チェアラグマットとは
BORDERLESSは、「オフィスとホームの境界線」をなくし、居心地と効率を両立させることをコンセプトに挙げている日本のブランド。
コンセプトの通り、オフィスに馴染む「機能性」と自宅に馴染む「デザイン」を両立させているプロダクトが多く、紹介するチェアラグマットもその一つとなっています。
このチェアラグマットの大きな特徴がその形状。
美しい曲線で作られているBORDERLESSのチェアラグマットは、チェアに座るユーザーの足までしっかりとカバーする唯一無二の形状をしています。
この形状のお陰で、よくある四角いラグマットとは異なり、デスクのワゴンやデスクトップPC本体をしっかりと避ける形でデスクマットをフィットさせることが可能になっています。
「右袖デスク用」と「左袖デスク用」が準備されているので、自分の環境に合う形を購入できます。
また、オフィスチェアでの使用を想定して作られている為、ラグマットながら椅子を動かしやすいように毛先が調整されているのも大きなポイント。
毛先は短め・柔らかめになっており、椅子の可動性を保ちつつ程よいグリップ感を得られるように調整されています。裏面は滑り止め加工されていて、椅子を動かした際にマットがずれないように配慮されています。
BORDERLESS チェアラグマット開封と設置
Amazonで購入したBORDERLESSのチェアラグマットが到着しました。今回購入したのは「右袖デスク用」の「グラス」カラーです。
折りたたまれた状態で届きます。
購入前は気づかなかったのですが、チェアマットには下記の加工がされており、かなり高性能です。
- 防ダニ加工
- アレルブロック加工
- 滑り止め加工
- 遊び毛防止
- スミトロン糸使用(耐光性、耐薬品性、吸水性)
- 耐熱加工
- ホルムアルデヒド対応
個人的にハウスダストのアレルギーを持っているので、防ダニ加工やアレルブロックといった加工がされているのはとても嬉しいポイント。
水や熱に強く長持ちが期待できますし、遊び毛が防止されているのでほこりも比較的気にしなくて済むのではないでしょうか。
一方で、洗濯はできないようなので汚れには注意が必要です。ラグマットなのでもし汚れてしまってもあまり目立たない気もしますが。
早速敷いてみました。
敷いてすぐは折り畳み跡がついていますが、数日使用することで綺麗になります。
早速チェアを置いてみます。
ラグマットのお陰でデスク周りが少し柔らかい雰囲気になった印象です。
BORDERLESS チェアラグマットを実際に使ってみて
BORDERLESSのチェアラグマットを実際に一週間ほど使用してみました。
使用チェアはハーマンミラーのアーロンチェアリマスタードです。
- ラグマットがデスク周辺を柔らかくお洒落な雰囲気にしてくれる
- デスクにフィットする完璧な形状
- 椅子の可動はホールド強めに変化
- 昇降デスクユーザーならではの嬉しい誤算があった
ラグマットがデスク周辺を柔らかくお洒落な雰囲気にしてくれる
まずは印象の話から。このマットの大きな特徴は、毛足のある「ラグマット」であること。
置くだけで、デスク周辺を柔らかい雰囲気に変えてくれます。
美しい形も相まって、ガジェットで無機質になりがちな仕事空間に温かみをプラスしてくれる、そんなアイテムに仕上がっています。
オフィスにはもちろんですが、家に馴染むようなカジュアルさが求められるホームオフィスの空間作りにもってこいです。
もちろん、「温かみがある」のは雰囲気だけではなく、実際に床からくる冷気を和らげてくれます。
特に冬場の床の冷気は凄まじく、デスクワークではどうしても足先が冷えがち。ラグマットでワンクッション置くだけでも効果があります。
柔らかく繊細な毛先は触れていて気持ちがよく、素足でも快適に過ごせるようになります。
個人的に想像と異なった点は色味。
もう少し彩度が高めで明るいグリーンを想像していたのですが、どちらかというと彩度が低めの落ち着いた色味となっていました。
個人的には問題ありませんが、明るめの色味のマットを探している方は注意してください。
デスクにフィットする完璧な形状
BORDERLESSのチェアラグマットの大きな特徴のこの形状。
椅子とユーザーの足元をしっかりと包み込んでくれると同時に、デスクのワゴンやPC本体を避けてくれる形になっています。
見ての通り、私の配置の場合はPC本体をしっかり避けてくれている状態になっています!
ちなみにこれは「右袖デスク用」です。反対側に窪みを付けたい場合は「左袖デスク用」を購入すればOK!
椅子が乗る部分は大きすぎず小さすぎない完璧なサイズ感で、フローリングを傷から守ってくれます。
BORDERLESSのチェアラグマットは、奥行が約1460mmと、かなり長めに取られています。
マットの位置を後ろに調節すれば、チェアをデスクから引いた状態でもマットに乗るようにできます。
私の場合は昇降デスクを上げた時、椅子をデスクの下に格納するので、むしろ前方に配置しています。
椅子の可動はホールド強めに変化
椅子の可動ですが、フローリングよりもだいぶホールド感が強くなります。
正直な所、使い始めはかなり椅子を動かしづらく感じました。しかし、1週間ほど使用すると違和感を感じなくなりました。
恐らくこれは以下の2点が理由かと思います。
- マットが平らになり滑り止めがしっかり効くようになった
- チェアラグマットに慣れた
現在ではむしろ、「背もたれに思いっきり体重をかけても椅子が後ろにずれないのでこのくらいホールドしてくれた方が丁度いい」と感じていて、快適に使用できています。
椅子の移動自体は以前よりも力をかける必要がありますが、苦になるようなものではないと感じています。
ただし、「キャスターで滑る」ような感覚は失われるので、頻繁に椅子ごと移動する方には向かないと思います。
昇降デスクユーザーならではの嬉しい誤算があった
私はFlexiSpotの昇降デスクを使用していて、座り状態と立ち状態を1日に何度か切り替えて使用しています。そんな昇降デスクユーザーならではの嬉しいポイントが2点。
- スタンディング時の置き場所までチェアラグマットがカバーしてくれた
- スタンディング時に足が疲れにくくなった
スタンディング時の置き場所までチェアラグマットがカバーしてくれた
先にも少し書いたのですが、BORDERLESSのチェアラグマットは奥行が長め。
私はスタンディングでの作業時、椅子本体をデスクの下に格納していますが、BORDERLESSのラグマットはその状態でもしっかりと椅子がラグマットに乗ってくれます。
このようにスタンディング時でもチェアをフローリング上に移動する必要がなく、床をしっかりと保護してくれるのが嬉しい誤算でした。
スタンディング時に足が疲れにくくなった
BORDERLESSのチェアラグマットを敷いたことで適度なクッション感がプラスされ、スタンディング時の足の疲労が軽減しました。
こちらも昇降デスクユーザーならではの嬉しいポイントでした。
まとめ:BORDERLESS チェアラグマット
BORDERLESSのチェアラグマットは、機能性とデザインを両立させている椅子用のラグマットで、デスクに拘りがある方向け。
椅子用のマットとしては価格がネックになる商品ですが、総合的な満足度は高かったです。
現状、この形状のデスクマットは唯一無二で、特に昇降デスクを使用している方にはメリットが多いため推せるプロダクトでした。
- ラグマットがデスク周辺を柔らかくお洒落な雰囲気にしてくれる
- デスクにフィットする完璧な形状
- 椅子の可動はホールド強めに変化
- 昇降デスクユーザーならではの嬉しい誤算があった
こだわりのホームオフィスや仕事場に敷く「チェアマット」をお探しの際は、是非検討してみてくださいね。