BOSE QuietComfort 45 Headphones レビュー。素直な音を出す、癖のないワイヤレスヘッドフォン。

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ワイヤレスヘッドフォンを買いました

こんにちは、Amachanです。

僕は作業中によく(というかほぼずっと)音楽を聴いているのですが、基本的にはほぼスピーカー(Bose Companion 2 Series III)を使っています。

そんな中で、夜に音楽を聴きたい時は手元にあった適当なイヤホンをスピーカーに繋いで聴いていたのですが、夜も良い音で曲を聴きたいなあと思いまして、ヘッドフォンを探すことにしました。よく考えたらヘッドフォンって、もう10年以上使っていなかった。

ちなみにスピーカーはこれを使っています。

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当初は予算2万程度で考えていましたが、家電量販店をいくつか周った結果、最終的にBOSEのQuiet Comfort 45 Headphonesを購入しました。3万ちょっとだったので、だいぶ予算オーバーしてます。

というのも、以下を条件に探したのですが、中途半端なものを買うよりももうちょっとお金を出した方が満足できるなという結論に至ったからです。

  • ワイヤレスであること
  • ノイズキャンセリング機能に加え、出来れば集音モードがあること
  • 高音が強かったり低音が強かったりしない、バランスのいい音だと嬉しい
  • 付け心地がきつすぎない
  • デザインは安っぽくなく、ベーシックなものが良い

この条件を完全に満たしてくれたのがQuiet Comfort 45!

Bose QuietComfort 45 headphones ワイヤレスヘッドホン
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Quiet Comfort 45 Headphones レビュー

デザイン・ボタン配置・操作感

BOSE Quiet Comfort 45 Headphones

改めてQuiet Comfort 45です。見た目はクラシックなヘッドフォンといった所で、過剰な装飾がない所がとってもクール。単色それでいながら素材感をうまく使い分けており、安っぽさを感じさせない雰囲気も僕の好みにぴったりでした。街中でつけていてもお洒落だし、リモートワークでつけていても違和感がないような、場所を選ばないデザインに仕上がっていると思います。

候補を探している最中、他のヘッドフォンのレビューを見ていて意外に目についたのが耐久性の問題。頭の部分の細いバーの部分に難がある製品がそこそこあるようです。QC45は固い材質で出来ていますが、実際に力を加えると少し柔軟性があり、力をうまく逃がしてくれています。すぐ折れてしまうような不安感はありません。

耐久性に安心感がある

頭や耳など、直接肌に触れる部分にはシンセティックレザーが採用されています。クッション性があり、長時間つけていても耳が痛くなりません。質感にも高級感を持たせてくれています。気密性が高く、冬場は暖かいです。一方、夏場はかなり蒸れそうなので、暑い時期にエアコンがついていない外で利用するのは少し厳しそうです。

高級感を感じさせる柔らかいレザーを採用

分かりづらいですが、ボタンの内側の部分に少し光沢感のある素材が採用されており、同じ色ながら高級感をプラスしてくれています。ボタン自体も誤って操作しないような配置、ボタンを押したことが分かりやすい操作感に仕上がっています。

素材感を使い分けることで同一色ながら安っぽさを感じさせず、押しやすいボタン

左側のボタンでは、ノイズキャンセリングが最大になるQuietモードと、必要に応じて周囲の音を聞くことができるAwareモード (外音取込み) の切り替えが可能。ボタンクリック時に音声が流れるので、今どちらのモードになっているか分かりやすいです。このボタンが左側に独立しているのがとても使いやすく良いポイントだと思います。再生ボタンなどと同じく右側に配置してある場合だと、意図した操作がうまくできない場合があるからです。

右側のボタンでは音量の調整や一時停止・再生・曲飛ばし・通話対応などの、よくある一般的なbluetooth機器の操作が可能。普段、ヘッドフォン側で操作をすることはあまりないかなと思っていましたが、PCと繋いだ際にスマホライクに音量操作ができるのが思ったより便利でした。スマホに繋いでる際はやはりスマホ側で操作するのであまり使いません。

電源とBluetoothの接続には右側のスライドボタンを使うようになっています。左側にある時は電源オフ、真ん中でオン、一番右に数秒寄せるとbluetooth接続モードになる仕様です。(右へのスライドはバネになっていて、話すと勝手に真ん中に戻ります。)

電源ボタンがスライド式になっていることで、ヘッドフォンをつけていなくとも一目で電源の状態が分かりますし、電源・bluetoothという重要な操作を誤って押してしまうこともなく、非常に考えられて作られているなと感心しました。

家電量販店で試着してこのヘッドフォンにすぐ決めた理由の一つに装着感があります。大抵のヘッドフォンが僕はちょっとキツいなと感じたのですが(頭は特に大きくないと思います)、QC45についてはちょうどいいなと感じました。公式サイトに記載がありましたが、「クランプ圧をミニマル」にしているとのことで、窮屈な装着感が苦手な方には非常におすすめです。

イヤーパッドの中にLとRが大きく記載しているので、装着時に向きで迷うこともありません。

外から見えない部分に大きく配置されたLとRの印字

マルチペアリングはとても有能、アプリで更にちょっと便利に

こういったモバイルのヘッドフォンやイヤホンって、複数の端末を繋げなかったり、繋げても接続先の切り替えが面倒だったりするんですよね。モノによっては、一旦端末Aの接続解除して…ペアリング操作して…端末Bを接続して…みたいなことが必要だったり。

QC45は同時に複数のbluetoothに接続できるのでそういった面倒な操作は不要です。音が流れているデバイスの方に器用に接続してくれます。しかも高速。

私はPCとスマホに繋いでいますが、PCから音を出しているとPCの音を、PCの音を止めてスマホで音楽を流すとスマホの音を出してくれています。このような動作をすることは使ってみて初めて知ったのですが、非常に頭がよく便利です。

更にBOSEのアプリを入れると、視覚的に接続先を1タップで選べるのでより便利になります。下の画像のように、ちゃんとどちらで音が出ているかをアプリが把握していることが分かります。

ちなみに、画像のように複数デバイスを接続している状況で、一方で音声再生中に他の接続中のデバイスで音を出した場合は、元から音を出しているデバイスの音声が優先されます。

ですのであまりないかもしれませんが、例えばPC1で音声を流しながら、PC2の通知音を聞きたい、といった運用はできません。

高音域~中音域~低音域、全てバランスがよく、癖のない音

肝心の音ですが、全ての音域に癖がなく非常にバランスが良い音に仕上がっていると思います。個人的にBOSEの製品は低音が強いイメージがありましたし、実際に使用しているBOSEのスピーカーは低音が強いので意外でした。

僕としてはヘッドフォンは直接耳につけるものですし、低音の強さや高音の強さより、聴きやすい音であることを重視していたので、視聴時点でQC45の音の味付けは非常に気に入りました。

もちろん低音や高音を強くしたい場合はイコライザ等で対応が可能です。

予算オーバーしつつも選んでヘッドフォンですが、結果的に大満足でした。セール時は3万前半程度で購入できますので、それくらいの価格帯でヘッドフォンをお探しの場合はぜひ店頭で視聴してみてください。

Bose QuietComfort 45 headphones ワイヤレスヘッドホン
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最後まで読んでくださりありがとうございました。

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