モニター上部に設置することで、デスクの場所を取らず手元を明るくできるモニターライト。
最近は手頃な価格のモデルが増えてきていて、スペックだけ見ると上位モデルとそこまで大きな差がないように見えるものも多いです。とはいえ、実際の使い勝手や細かい作り込みの部分でどれくらい違いが出るのかは、使ってみないと分からないところでもあります。
そんな中で今回、比較的安価なモニターライトである「Quntis モニターライト Glow Plus」を試す機会があったので、普段使っている上位モデルと比較しながらしばらく使ってみました。
結論から言うと、「実用性の面では全く問題なし」という印象です。一方で、細かい部分では差を感じる場面もあり、どこまでこだわるかで評価が分かれる製品だとも感じました。
本記事では、普段からモニターライトを使っている視点で、実際の使用感や違いを踏まえつつ、良かった点・気になった点を正直にまとめていきます。コスパ重視でモニターライトを検討している方の参考になれば幸いです。
Quntis Glow Plus 51cmを開封・設置

開封

届いてまず感じたのは、梱包がかなり丁寧で無駄がないという点です。過剰包装というわけでもなく、必要なものだけがコンパクトにまとまっており、第一印象として好感が持てました。こういったガジェットは開封時の体験も意外と重要ですが、その点もしっかり押さえられている印象です。

内容物もシンプルで、本体・コントローラー・ケーブルと、すぐに使用を開始するために必要なものは一通り揃っています。別途電池やケーブルを用意する必要がないため、届いてすぐに使い始められるのは非常に便利です。
本体やコントローラーの質感については価格を考えると期待していなかったのですが、3倍近い価格のBenQのHaloと比べてもそこまで見劣りせず、十分すぎるクオリティに感じました。


設置

設置についても非常に簡単で、モニター上部に引っかけてUSBを接続するだけで完了します。説明書を細かく読む必要もなく、直感的に設置できるため、ガジェットに慣れていない方でも迷うことはほとんどないと思います。
また、重さやバランスも良く、設置後にズレたり落ちそうになるような不安も感じませんでした。このあたりは価格帯的に不安が出やすいポイントですが、しっかり作られている印象です。
【レビュー】Quntis Glow Plus 51cm モニターライト
それでは早速、Quntisのモニターライトを実際に使って感じたことをレビューしていきます。
十分な明るさでデスク全体を照らせる

まず明るさについてですが、これは非常に満足度が高いポイントでした。
実際に使用してみると、手元だけでなくデスク全体が広く明るくなります。ライトの真下以外のデスクの広い範囲が広くなるので、作業中にストレスを感じることはありませんでした。


部屋の照明をつけていない状態でも十分に作業できる明るさがあり、夜間にデスク周りだけを照らして集中したい場合にも適しています。また、部屋の電気をつけている状態でも併用することで手元の視認性が向上し、より快適に作業できます。
さらに、モニターへの映り込みがほとんどない点も良かったです。角度調整と光の当たり方がうまく設計されているため、画面に反射して見づらくなることがなく、作業効率を損ないません。

結果として、長時間の作業でも目の疲れが軽減されたと感じました。単純に明るいだけでなく、「疲れにくい明るさ」である点が大きなメリットです。
有名で価格が3倍近くするBenQのHaloと比べると、フロントライトの明るさにそこまで差は感じず、均一な明るさはHaloに軍配が上がり、真下の明るさはQuntisの方が明るいのではないかなと感じました。


簡易的にスマホアプリの照度計で明るさを測定した結果は以下の通りで、印象通りかなといった所。
| Quantis Glow Plus 51cm | BenQ Halo | |
|---|---|---|
| ライト直下の明るさ | 658 LUX | 627 LUX |
| 手元付近の明るさ | 230 LUX | 260 LUX |
バックライトで目の負担を軽減できる!ただし惜しい点も多い
この価格帯でバックライトが搭載されている点はQuntis Glow Plusの大きな魅力です。


モニターの裏側を照らしてくれることで、画面と周囲の明暗差が緩和され、目への負担が軽減されます。バックライトの明るさはフロントライトより控えめですが、暗闇の中でモニターだけを見る状態と比べると、体感でかなり楽になります。特に夜間の作業では効果を実感しやすく、長時間使用する方にとっては重要なポイントだと感じました。

壁を照らす間接照明としての役割もあり、デスク周りの雰囲気を少し良くしてくれる点も魅力です。作業用途だけでなく、リラックス用途にも使えるのは嬉しいポイントです。
BenQのHaloと比べると、モニター裏の全体をふんわり照らすというよりは、横に広く照らすという印象。メリハリが付き雰囲気は良いですが、目の負担軽減効果は劣るのかなと感じました。


気になった点としては、バックライトの調整ができない点です。
バックライトはON/OFFのみで、明るさや色味の変更はできません。基本的には最大で使用することが多いため明るさ自体は問題になりにくいですが、色味が固定されている点はやや気になります。
フロントライトを暖色で使用している場合、背面との色の違いが目立つことがあります。雰囲気を重視する場合には注意が必要です。一方で、白色系で使用する場合はほとんど気にならないため、使用スタイルによって評価が分かれるポイントだと思います。
価格を考慮するとバックライトが付いているだけで十分かと思うので、どこまで求めるかで判断しましょう。
モニター設置型でミニマルに使える

個人的に非常に気に入っているのがこの点です。
一般的なデスクライトの場合、設置スペースが必要になり配置にも悩みがちですが、本製品はモニター上に設置するだけなのでデスクを広く使うことができます。
実際に使用してみると圧迫感がほとんどなく、「ライトを置いている」という感覚があまりありません。見た目もミニマルで、デスク環境を崩さずに明るさだけを追加できる印象です。
配線も上から落とす形になるため、工夫すればかなり目立たなくすることができます。デスクをスッキリ保ちたい方には特におすすめです。
明るさ・色味の調節が可能

明るさや色味の調節は付属の無線コントローラーで行います。操作性は非常にシンプルで扱いやすいです。
タップ操作で明るさや色味を段階的に変更でき、長押しで細かい調整も可能です。このように大まかな調整と微調整の両方ができる点は実用的です。
作業内容に応じて、白色系の光で集中したり、暖色系でリラックスしたりと使い分けることができます。
コントローラーも直感的に操作できる設計で、機能がシンプルな分、日常使いにおいて非常に快適だと感じました。なお、バッテリーは内蔵しておらず電池式。バッテリー式だとなお良いですが、そこまで問題にはならないと思います。
角度調整の自由度が高い

角度調整の自由度も高く、実用面で優れています。
ライトの角度を細かく調整できるため、自分の目線やモニターの位置に合わせて最適な照射位置を設定できます。これにより、眩しすぎるといった問題を避けることができます。
フラットモニターだけでなく曲面モニターにも問題なく対応しており、設置の安定感も十分です。様々な環境で使用できる点は大きなメリットです。
ケーブルは汎用的だけど少し惜しい

電源はUSB-Cで、一般的な規格が採用されています。ケーブルの代用がしやすく、取り回しの自由度が高い点は非常に良いです。
ただし、付属のケーブルがL字型になっている点はややクセがあります。スペース確保という意図があるのかもしれませんが、実際に使用すると横に張り出しやすく、ケーブルが見えてしまうのが気になりました。
配線を綺麗にまとめたい方にとっては、ストレートタイプのケーブルの方が扱いやすいと感じるかもしれません。
メリット・デメリットまとめ

メリット
- 同等の類似製品と比べて価格が安い
- デスクに圧迫感を出さずに使用できる
- 手元をしっかり明るくできる
- バックライト付きで目に優しい
- コントローラーで操作しやすい
- 明るさと色味の調整が可能
- 様々なモニター環境に対応
デメリット
- バックライトの明るさ・色味が調整できない
- 付属ケーブルの取り回しにやや難がある
向いてる人 / 向いてない人
向いてる人
- コストパフォーマンス重視で導入したい方
- デスクをスッキリさせたい方
- 長時間PC作業をする方
- 目の負担を軽減したい方
向いていない人
- 細かいライティングにこだわりたい方
- バックライトの色味まで統一したい方
- 配線の見た目を重視する方
Quntisのおすすめモニターライトは?
Amazonで購入できるQuntisの主要モニターライトをざっくり比較。分かりにくいですが、コントローラー付き、バックライト、自動調光などそれぞれ違いがあるため、自分の好みにあったモデルを選ぶのがおすすめです。
その他全体のモデルの比較は公式サイトにて確認可能です。
まとめ

結論としては、「価格を抑えつつしっかり使えるモニターライトが欲しい人」にはかなりおすすめです。
実際に使ってみても、明るさや使い勝手に関しては上位モデルと比べても大きく見劣りする感じはなく、普段使いには十分すぎる性能。特にバックライト付きでこの価格帯なのは驚異的です。
一方で、バックライトの調整ができないなど、価格なりの割り切り部分もあるため注意が必要です。ただ、それを踏まえてもトータルの満足度は高いと思いました。
シンプルに手元を照らしつつ、モニター裏も間接的に照らしたいだけなら、かなりバランスのいい選択肢。コスパ重視で選ぶなら、間違いなくおすすめできるアイテムでした。




