スマートウォッチは便利ですが、「重い」「充電が頻繁に必要」という不満を感じる人も多いのではないでしょうか?そこで登場するのがスマートバンドです。
今回レビューする HUAWEI Band 11 は、約17gの超軽量設計と最大14日間のバッテリーを備えたスマートバンド。価格は定価で8,580円と、手を出しやすい価格。実際に1日つけっぱなしで使ってみたところ、
- 睡眠トラッキングが快適
- 軽くて存在感がほぼない
- バッテリーがとにかく長持ち
と、健康管理用途ではかなり優秀なデバイスでした。
| 良かったところ | イマイチだったところ |
|---|---|
| 価格が安い 約17gで非常に軽い バッテリーが1週間以上持つ 睡眠トラッキングがかなり優秀 UIが分かりやすく操作しやすい | 入浴時は外す必要あり 決済機能なし GPS非搭載 |
この記事では、HUAWEI Band 11の使用感をレビューしていきます。
HUAWEI Band 11の特徴まとめ
まずは特徴を簡単にまとめます。HUAWEI Band 11の主な特徴はこちら。
- 約17gの超軽量スマートバンド
- 最大14日間のロングバッテリー
- AMOLEDディスプレイ搭載
- 心拍数 / 血中酸素 / 睡眠トラッキング
- 100種類以上のワークアウト
スマートウォッチのような多機能さよりも、長時間付けていられる軽さとバッテリー能力を使った、健康管理に特化したデバイスという印象です。
HUAWEI Band 11を開封
HUAWEI Band 11を開封

パッケージはHUAWEIらしいシンプルなデザイン。内容物は以下の通りです。
- HUAWEI Band 11本体
- 専用充電ケーブル
- 説明書
- 保証書

スマートバンドなので、本体はかなりコンパクト。ですが、これまでに見たことのある類似のスマートバンドと比べると画面が大きく感じます。そして手に取ると、その軽さに驚きました。


HUAWEI Band 11のデザインと装着感
HUAWEI Band 11のデザインはシンプルですが、1万を着る安価な価格にも関わらず、安っぽさは感じないデザインです。

現在使っているGalaxy Watch、Xiaomi Band 8と並べて置いてみたところ。個人的には以前使用していたApple Watchと非常に似ている質感だと感じました。

また、HUAWEI Band 11の最大の特徴は、とにかく軽いことです。

重さは約17gしかなく、腕に付けていることを忘れるレベル。一般的なスマートウォッチの類は付けていれば「慣れ」はしますが、歩行時など腕を振った際に重さは多少なりとも感じます。
HUAWEI Band 11については、実際に装着してみるとまず軽さに驚き、腕を振ってみるとよりその軽さを顕著に感じる事ができます。デフォルトで付属しているゴムバンドの素材も柔らかく、長時間付けていても快適でした。


そしてスマートバンドでは特に重要な「睡眠時の装着感」ですが、寝ている間も違和感はほとんどありませんでした。
スマートウォッチの場合は重さもあり、充電も持たないため、寝るときに外す方も多い思いますが、HUAWEI Band 11は健康管理に強いデバイスらしく、つけっぱなし運用がかなり快適になっています。
【レビュー】HUAWEI Band 11
見やすく、操作しやすいディスプレイ
HUAWEI Band 11は1.47インチAMOLEDディスプレイを搭載。発色もよく、文字も見やすい印象です。

1万円以下のスマートバンドとしては十分すぎる大きな画面で、屋外でも視認性は問題なく、表示も綺麗で筆者が普段使っているGalaxy Watchやかつて使用していたApple Watchと比べても遜色ありません。

「手を振り上げた時に画面表示」「タップして画面表示」「常時表示」といったオプションが用意されており、電源の持ちとトレードオフになりますが好みの使い方を選ぶことが出来ます。
また、大型のディスプレイは「1万円以下のスマートバンド」と舐めてかかると驚く反応の良さで、小さな画面でもカレンダーや電卓といったアプリをストレスなく操作することが可能です。

「触っても反応が悪い」とか「画面の端っこが反応しない」といった安価なスマートバンドにありがちな不具合もなく、気持ちの良い操作感で日々のちょっとした確認がとても快適。
ウォッチフェイスはデフォルトで複数用意されており、好みに合わせてデザインを変更できる他、別途有料ほウォッチフェイスを追加することも可能です。


洗練されたUI/UXでちょっとした情報を快適に確認・操作
HUAWEI Band 11を使い始めて最初に感じたのが、UI/UXが非常に優秀だなってこと。
まずは時計や歩数情報などを好みで表示できるウォッチフェイスが表示されますが、上から下に向かってスワイプすると、「スマホを探す」「懐中電灯」「設定」といった、よくあるコントロールセンターのような画面が表示されます。iOSでもGalaxyでも採用されている定番の挙動で、直感的。

次にホーム画面で左から右に向かってスワイプすると、「カレンダー」「天気予報」「オーディオコントロール」といった「よく見る便利情報」を操作することが出来ます。


このカレンダーアプリが想像以上に実用的で、この画面で今月のカレンダーや直近の予定を確認できるので、スマホで電話中に予定が見たい…なんて時に大助かり。Google カレンダーの予定を表示してくれるので、普段からGoogleカレンダーで予定管理をしている方には最適です。
画面を右から左に向かってスワイプすると、日々の歩数やスタンド時間などを確認できる「活動記録」の他、心拍数や血中酸素といった健康情報がまとまっています。

画面を下から上にスワイプすると通知情報を見ることができ、簡単な内容であればスマホをポケットから取り出さずとも内容を確認することが可能です。

その他、日常を少し便利に出来るアプリがもりだくさん。例えば、「タイマー」なんかは、料理する時などに便利です。

充実の健康管理機能

HUAWEI Band 11は、健康管理機能がかなり充実しています。
主な機能はこちら。
- 心拍数モニタリング
- 血中酸素レベル測定
- ストレスモニタリング
- 呼吸トレーニング
特に心拍数は常時測定できるため、日常の体調管理にも役立つ他、血中酸素レベルの測定まで出来てしまうのはコストパフォーマンスがかなり高いです。

筆者が普段使っているGalaxy Watchでは「常時の心拍数モニタリング」ができず、計測しようとしたときしかできないため、健康面の性能ではHUAWEI Band 11が明確に勝っているように感じました。
睡眠トラッキング機能
HUAWEI Band 11では、HUAWEI独自の睡眠分析機能が利用できます。寝る時に付けっぱなしにしておくだけで、特に自分で操作したりする必要なく自動で記録されます。
睡眠データでは
- 深い睡眠
- 浅い睡眠
- レム睡眠
- 睡眠スコア
などが記録されます。更に詳細情報を確認すると、平均心拍数や呼吸の回数など、非常に細かい睡眠中のデータを見ることができます。


また、睡眠の質に応じて改善アドバイスが表示されるのも特徴です。健康管理を目的とするなら、この睡眠トラッキングはかなり便利だと感じました。
ワークアウト機能
HUAWEI Band 11は、100種類以上のワークアウトに対応。
主な運動は
- ウォーキング
- ランニング
- サイクリング
など。
GPSは本体には搭載されていませんが、スマホと連携することで位置情報を記録できます。
バッテリー持ち

HUAWEI Band 11は最大14日間のバッテリーが特徴です。
とはいえあくまでカタログスペック。という訳で実際に筆者が睡眠計測やウォーキング、日中の通知確認など、それなりにフル活用してみた結果ですが、1日で約10%程度の電源の減り。単純計算で、1週間は余裕で使える印象です。
スマートウォッチだと毎日充電が必要な場合もありますが、この充電持ちはスマートバンドならではの強みです。
HUAWEI Band 11を1日つけっぱなしで使ってみた
起床~睡眠のチェック

朝起きてまずは昨日の睡眠をチェック。アプリで睡眠の細かい状況をチェックできます。
これが思ったより面白くて、自動で睡眠の深さを細かく分析してくれるので、普通に暮らしていたら分からない自分の情報を知ることができる。
筆者の場合は日によっては睡眠時間がちょっと短いのと、睡眠自体が浅い傾向にあって、あまり質の良い睡眠は出来ていなそうでした…。でも、この情報を見れたことで睡眠の質改善に取り組むきっかけになるし、まずは自分を知るのが大切。それを装着しているだけで簡単にできるのがHUAWEI Band 11の良い所だと思います。
更に驚いたのが、寝ている最中の呼吸の質や心拍数まで自動で計測してくれているってこと。普通、自分では見れない情報なので、自分では気づかない変化や異常に気付く手がかりになりそうです。
日中~通知や予定、歩数のチェック
HUAWEI Band 11は日中もかなり活躍。

まず、健康管理の面では、歩数やスタンディング時間といった基礎的なデータを随時見ることができるため、「今日はあまり歩いていない」「座ってばかりで良くないな」といった気づきを得ることが出来ます。
これらの情報が気になった時に腕でサっと見れるので、運動不足になりがちなリモートワーカーの意識改革にぴったり。
さらに実際使ってみて良かったのが、通知の分かりやすさと即時性。スマホの通知をほぼ即時で拾って、HUAWEI Band 11が振動して教えてくれるのですが、これが気づきやすく早い。
同時にGalaxy Watchを付けていたのですが、Galaxy Watchよりも通知が早く振動も分かりやすかったです。
帰宅から就寝まで~充電いらずでほぼ付けっぱなし

帰宅後、手を洗ったり料理や洗い物をする際も外す必要はなく、付けたままで問題ありません。
唯一外さないといけないタイミングが、お風呂。充電するならこのタイミングがベストでしょうか。そのまま就寝時も付けて寝ることで、特に操作不要で睡眠計測が行われます。
気になった点
HUAWEI Band 11を使っていて気になった点もいくつかあるので、ありのままご紹介します。
- 防水性能がもう少し欲しい
- スマートウォッチほどの多機能ではない
- 決済機能は非対応
個人的に一番惜しいと思ったのは防水性能です。基本的な防水性能は完備しているものの、温水がNG。
5ATM
本製品は、ISO 22810:2010規格に基づく5気圧防水に適合しています。この規格は、静水圧50mに10分間耐えられることを示しますが、水深50mの水中での耐水性を意味するものではありません。本製品は、プールや海岸での浅瀬での活動時に着用することはできますが、温水シャワー、温泉、サウナ(スチームルーム)、スキューバダイビング、、高飛び込み、高圧洗浄など高水圧、高温、高湿、高速水流を伴うシーンでは使用できません。海水で着用した後は、真水で洗い流してください。防滴、防水、防塵は永久的はなものではなく、日々の着用により保護性能が低下する場合があります。
健康管理を目的につけっぱなしにする場合、本体の軽さやバッテリー持ちの長さはとても素晴らしいのですが、シャワーやお風呂の際には外す必要がある点が非常に惜しいです。価格が上がっても良いので防水性能をより強化できれば本当の意味で「1日中つけっぱなし」ができるので、唯一着脱を余儀なくされるお風呂のタイミングが非常に勿体ないなと感じました。
また、アプリ追加といった拡張性の面では出来ることが限られており、多機能さや決済機能を求めるならスマートウォッチの方が向いています。
まとめ:HUAWEI Band 11 レビュー|健康管理に最適な超軽量スマートバンド

今回レビューした HUAWEI Band 11 は、軽さとバッテリー持ちを武器に、日常の健康管理を手軽にサポートしてくれるスマートバンドでした。
約14gという非常に軽い本体は装着感がほとんどなく、日中はもちろん睡眠時でも違和感なく使うことができます。実際に1日つけっぱなしで使ってみても、腕に負担を感じることはほとんどありませんでした。
また、心拍数や血中酸素レベルの測定、睡眠トラッキングなどの健康管理機能も充実しており、専用アプリと組み合わせることで日々の体調や生活リズムを簡単に確認できます。普段は意識しにくい睡眠の質などを可視化できる点は、健康管理を始めたい人にとって大きなメリットと言えるでしょう。
さらに、最大14日間というロングバッテリーも大きな魅力。スマートウォッチのように頻繁に充電する必要がないため、日常的に使いやすいウェアラブルデバイスだと感じました。
一方で、決済機能やアプリ追加などの拡張性はスマートウォッチほど高くないため、「多機能なスマートウォッチ」を求める人には少し物足りないかもしれません。
とはいえ、
- 健康管理を気軽に始めたい
- 睡眠トラッキングを使ってみたい
- 軽くてバッテリーの長いウェアラブルが欲しい
といった人には、非常に使いやすいスマートバンドです。
スマートウォッチほどの多機能さは必要なく、「日常の健康管理を手軽に続けたい」という人には、HUAWEI Band 11はコストパフォーマンスの高い選択肢だと感じました。

