昇降デスクで人気のあるFlexiSpotですが、昇降以外にもPCデスク周りで使えるアクセサリーを多々販売しています。
今回はその中でも安価なモニターアームについてご紹介。モニターアームで有名なメーカーのエルゴトロンの主要モデルと比較して特徴と違いを洗い出していきましょう。
初めに結論を述べると、安さを求めるならFlexiSpotのモニターアームがおすすめで、保証年数やスタイリッシュなデザインを取るならエルゴトロンのモニターアームがおすすめです。
FlexiSpotのモニターアームは省スペースに仕上がっていてエルゴトロンのモニターアームと比較しても見劣りしない仕上がりです。
FlexiSpotとエルゴトロンのモニターアームの違いとおすすめは?
ここからはFlexiSpotのモニターアームとエルゴトロンのモニターアームを比較して、それぞれの違いとおすすめご紹介します。
先に結論を述べると、安さを求めるならFlexiSpotのモニターアームを、保証年数やよりスタイリッシュさを求めるならエルゴトロンのモニターアームがおすすめ。
FlexiSpotとエルゴトロンのモニターアームの見た目やスペックを比較
見た目を比較
まずはそれぞれのアームの見た目を比較してみましょう。
デザイン自体はどちらの製品も大きな差はないように見受けられますが、エルゴトロンの製品の方がフラットで無駄がなく洗練されている印象。塗装もマット感が、安っぽさを感じさせない仕上がりです。
一方でFlexiSpotのF8Lは少しツヤ感があり、良くも悪くも一般的な1万円前後のディスプレイアームという感じ。この辺りは価格差があるので当然といえば当然でしょうか。
最も分かりやすい違いはクランプ台座部分のサイズ。FlexiSpotのF8Lは台座部分がとても小さく、ほぼアーム部分と同じサイズ感。
デスクにアーム取り付けた際、クランプ部分が占有するアームの範囲が狭いので、単純に考えるとより広くデスクを使えるのが大きな特徴です。
注意点としては、クランプ部分が狭ければ狭いほど荷重がその範囲に集まってしまうので、柔らかい木材の天板を使っている場合は少し注意が必要かも。最悪凹んでしまう可能性アリ。
スペックを比較
それではスペックを比較してみましょう。
項目 | エルゴトロン | FlexiSpot | |
---|---|---|---|
MXV | LX | F8L | |
参考価格(執筆時) | ¥24,500 | ¥22,900 | ¥9,900 |
対応画面サイズ | ~34インチ | ~34インチ | 17~36インチ |
対応荷重範囲 | 3.2–9.1 kg | 11.3 kg | 3.2–3~12 kg |
昇降範囲 | 33.0 cm | 33.0 cm | 記載無し |
チルト(縦傾き)範囲 | 180° | 75° | 105° |
パン(横傾き)範囲 | 360° | 360° | 360° |
回転範囲 | 360° | ||
クランプ台座のサイズ | 奥行111mm × 横139mm | 奥行119mm × 横156mm | 記載無しだが、かなり小さい |
保証期間 | 10年 | 1年 | |
グロメットブラケット | 別売 | 付属 | 付属 |
特徴 | LXよりもアームが25%細く、省スペース | 最も安価でMXVよりも重いディスプレイに対応 | 省スペースでかつ安価 |
FlexiSpotのF8Lは記載のない情報も多く比較できない部分がありますが、画像で確認する限り、クランプ部分のサイズに関してはエルゴトロンのモデルより小さくなっているようです。
FlexiSpotのモニターアームはかなり省スペースで安い
比較した結果、FlexiSpotのF8Lはモニターアームとしてはかなり省スペースの部類。
基本的な可動範囲は全く問題なさそうで、重さや画面サイズもエルゴトロンのモニターアームに見劣りしません。それでいて価格は1/2以下なので、かなりコストパフォーマンスに優れています。
FlexiSpotのモニターアームのネックは保証年数
一方でFlexiSpot F8Lの保証期間は1年のみ。「壊れたら買い替え」の意識で購入しましょう。
エルゴトロンの場合は10年保証なので、初期費用は高いですが10年以内に壊れた場合はエルゴトロンの方がコストパフォーマンスが良くなってきます。
結論:安さを求めるならFlexiSpotのモニターアームを、保証年数やよりスタイリッシュさを求めるならエルゴトロンのモニターアームがおすすめ。
先に述べた通り、結論としては安さを求めるならFlexiSpotのモニターアームを、保証年数やよりスタイリッシュさを求めるならエルゴトロンのモニターアームがおすすめ。
予算と相談しつつ、自分に合うものを購入すると良いでしょう。個人的には見た目と保証年数をとってエルゴトロンのMXVを使用しています。
まとめ:FlexiSpotとエルゴトロンのモニターアームの違い
改めてまとめると、安さを求めるならFlexiSpotのモニターアームを、保証年数やよりスタイリッシュさを求めるならエルゴトロンのモニターアームがおすすめ。
項目 | エルゴトロン | FlexiSpot | |
---|---|---|---|
MXV | LX | F8L | |
参考価格(執筆時) | ¥24,500 | ¥22,900 | ¥9,900 |
対応画面サイズ | ~34インチ | ~34インチ | 17~36インチ |
対応荷重範囲 | 3.2–9.1 kg | 11.3 kg | 3.2–3~12 kg |
昇降範囲 | 33.0 cm | 33.0 cm | 記載無し |
チルト(縦傾き)範囲 | 180° | 75° | 105° |
パン(横傾き)範囲 | 360° | 360° | 360° |
回転範囲 | 360° | ||
クランプ台座のサイズ | 奥行111mm × 横139mm | 奥行119mm × 横156mm | 記載無しだが、かなり小さい |
保証期間 | 10年 | 1年 | |
グロメットブラケット | 別売 | 付属 | 付属 |
特徴 | LXよりもアームが25%細く、省スペース | 最も安価でMXVよりも重いディスプレイに対応 | 省スペースでかつ安価 |
FlexiSpotのモニターアームは省スペースに仕上がっていて、価格は1/2以下ながらエルゴトロンのモニターアームと比較しても見劣りしないスペックになっています。
ただし、見た目のクオリティや保証年数はエルゴトロンに軍配が上がるといった所。
FlexiSpot F8Lの保証期間は1年のみなので、「壊れたら買い替え」になる点だけ注意が必要ですが、そのデメリットを差し引いても十分お得感の強いモニターアームです。